大人のハミガキ指導

みなさんは、大人になってから歯ブラシの指導を受けたことはありますか?

実際に衛生士指導の下歯ブラシだけでなく、歯間ブラシのサイズの確認・使用方法、フロスの扱い方等、体験していただいております。

いのうえこどもファミリー歯科ではこのための手間と時間は惜しみません。

なぜなら、歯医者での4ヶ月から半年のメインテナンスでは一年のうちの2回~3回しかしっかりクリーニングできていないことになるからです。

毎日のケアをしっかりしていただかなければ、せっかくお金と時間をかけて治療したところがすぐに歯周病や虫歯でダメになってしまうからです。

ですから、ここだけかぶせてほしい、今すぐ終わって欲しいという方にはむいていないかもしれません。

いのうえこどもファミリー歯科では8020運動(80歳で20本の歯を残そう!というもの)に賛同してこのようにさせていただいています。

世の中には8020運動について勘違いしている方も残念ながらいらっしゃいます。

単に本数が20本残っていればいいというわけではありません。

しっかり噛める健康な歯を20本!です。

そのためにはブラッシング指導は欠くことのできないとても大切なことです。

当然ながら歯ブラシは小さいお子さんのうちからマスターしてもらうのが一番の8020達成の近道です。

また、ご家族が自分の歯を大切にしているのを見習ってお子さんは歯を大切にするようになります。

お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、

家族みんなで本当に上手に磨ける歯磨きをマスターしてみませんか?

ポテトチップスを、なぜおやつに選ばないほうがよいのか?

バーベキュー味、コンソメ味、うす塩味、チーズ味…

ポテトチップスやスナック菓子はたくさんのメーカーから多くの商品が販売されています。

期間限定!数量限定!

買わなくちゃ!!という気分にさせる魅力的な商品も多々あります。

いのうえこどもファミリー歯科ではお子さんのおやつにポテトチップスやスナック菓子をできるだけ避けていただくようお願いしています。

その理由の一つは、揚げて加工してあるものなのでビタミン類が摂取できないからです。商品の酸化防止剤(ビタミンCやE)というのは栄養素として十分なものではなく、ただの商品が酸化しないようにするというだけに添加されているものです。

おこさんにとっておやつというのは食事で足りない栄養を補う意味もあるので、質の良いおやつを選択していただくようすすめています。

2つ目は、スナック菓子というのはとても味付けが濃いからです。

小さなころから味付けの濃い塩味の強いものを食べていると、うす味ものでは物足りなくなってしまい、食塩を摂取しすぎてしまうからです。

WHOの発表する食塩摂取目標は一日5グラム以下!!

現在日本の健康増進のために10グラム以下を目指しましょうという基準の半分です。

将来高血圧や心臓疾患の原因となる食生活にならないように、避けていただくようお願いしています。

そして最後に、炭水化物を高温で調理したものに含まれる『アクリルアミド』という物質に発がん性が懸念されているからです。

(アクリルアミドというものについては厚生労働省のホームページにも記載があります)

安くてお手軽なおやつですが、あまり多用しないよう注意が必要です。

マウスピース矯正について

5月17日にマウスピース矯正のセミナーに参加してきました。

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以前勤めていたクリニックでも取扱いがあったのですが、セミナーに参加して個人のシリアルナンバーを発行してもらわないと発注ができないのもあり、この度セミナーに参加してきました。

マウスピース矯正というと、

ワイヤーで動かすより動きが悪い、時間がかかる、

かみ合わせまでは変えるのは難しい、何より適応できる症例が限られる。。。

といった声も矯正専門でなさっている先生からはよく耳にします。

実際にセミナーに参加すると、確かに適応できる症例は限られるのですが、

選択肢の幅も増え、なにより芸能人や会社の受付等、人前に出て話をする仕事をしているときに装着していても違和感ない(ほとんど気づかれない)といったメリットもあります。

そこまでたいそうな矯正治療はしたくないけど部分的に矯正したい…

ちょっと気になる前歯だけ矯正で治らないかな…

という方にとっては良い選択肢になるかと思います。

適応できる症例かどうか、またどのように通院していけば良いのか、矯正していく上での注意点や疑問点など、料金の目安など概要については矯正無料相談にてお話させていただきます。

(完全予約制ですのでお電話くださいませ)

具体的な治療期間やほぼ確定の治療料金などに関しては模型やレントゲン撮影を行い診断してお話しますので、診断料15000円(税抜き)をいただき、ご予約おとりしてご説明致します。

まずは無料相談のご連絡ください!

尚、無料相談なのでお代金はいただきませんが、カルテ作成いたしますので保険証を持参して来院くださいませ。

院内設備⑦

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いのうえこどもファミリー歯科では、お子さんにも対応できるAEDを設置しております。

院内・院外にかかわらず、人命救助のために必要あれば使用できるようになっています。

カインズホーム・ラムー・かっぱ寿司にお越しの方はおそらく施設の中に設置してあるかとは思いますが、

駐車場で倒れている人を見つけた!

といった場合には、これらの施設またはいのうえこどもファミリー歯科までAEDを取りに走ってください。

(内科の岩崎クリニックにも設置があるようです。当然ですが、有事の時は岩崎先生のところに駆け込んでいただくほうが安心かと思います。)

人命救助は時間との戦いです。

使い方は、おそらく自動車免許を持っている方ならご存知と思いますし、

AEDにも使い方がわかりやすく付きになっております。

院内設備⑥

いのうえこどもファミリー歯科では、予防処置には保護者様に同席いただくことが多いのですが

(絶対に虫歯をつくらせない!という信念の元、具体的な処置内容や、気を付けなければいけないことの説明、仕上げ磨きの練習などを行うからです)

治療を行うときには、治療前後の説明を写真を見ていただいて説明するとき以外には保護者のみなさんには待合でお待ちいただいています。

治療の時に保護者が同席してしまうと、お子さんは甘えてしまい、本来であれば一人で上手にできる子でも上手に治療ができなくなるからです。

いのうえこどもファミリー歯科では、お子さんの自立と成長を大切に考えていますので、押さえつけない治療と共に保護者から分離しての治療にご理解いただいております。

さて、そんな待合での待ち時間に退屈しないように、本と院内掲示物とともに、

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砂糖の入っているドリンクもありますので、虫歯と美と健康を気になさる方は紅茶とブラックコーヒーをどうぞ!

※お湯をお使いの際はくれぐれもやけどしないようご注意ください。やけど等に関する責任は負いかねますのでご理解、ご了承くださいませ。

確実な虫歯治療のために

いのうえこどもファミリー歯科では、

大人こどもにかかわらず、虫歯の治療の際には「カリエスチェック」という虫歯の菌に感染してしまっている部分を染めだす液を使用して治療を行っています。

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虫歯というのは、削っている感覚だったり見た目だったりで、

この辺りまで取れば虫歯は取り切れているだろう、というのはわかるものなのですが

はたして、確実に虫歯の菌に感染している部分を取りきっているかどうかまでは肉眼では確認できません。

そういった虫歯の取り残しや不十分な治療を避けるために採用しております。

せっかく治療するのであれば、できるだけ長く使っていただきたいと思っております。

おやつを食べるときには

甘いものを食べるときは、甘いジュースや炭酸を飲まずに、お茶や砂糖を入れない紅茶やコーヒーにしましょう!

甘いものと甘い飲み物を一緒に食べると、砂糖の摂りすぎになってしまいます。

砂糖は依存性のあるものです。

小さいころから甘いものをたくさん食べてしまうと、早いうちから砂糖中毒になってしまいます。

甘いものを食べると安心する・甘いものを食べないとイライラする・キーキーした声を発する…

これらは砂糖中毒の症状と言われています。

野菜や果物、穀物類にも糖質は含まれていますので、栄養として砂糖を摂取する必要はあまりないようです。

また、砂糖は摂りすぎると糖化といって肌の中のコラーゲンとくっつくことで、弾力がなくなってたるみを起こしてしまう原因にもなります。女性にとっては摂取を控えたいものですね。

でも甘いもの…とっても魅力的ですよね!IMG_1136

砂糖の入ったお菓子を食べた後はお口の中は酸性になっていますので、すぐにハミガキするとかえって歯の表面を傷つけてしまうことがあります。

食べた後はお茶を飲むことと、キシリトールガムやポスカムを噛んでください!

そして甘いものを食べて30分程度過ぎてからハミガキをしてください。

さて、話はがらりと変わりますが、明日は松本さんの誕生日 歯ぴかぴか

ということでみんなでお祝いしました。

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空腹時の甘いものはと糖尿病まっしぐら!ということで、持って帰って各自家で食べることにしました。

松本さんはこの夏に結婚式を控えている新婚さんです。

素敵な一年にしてくださいね♡♡♡

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泣かせない治療と虫歯予防に力を入れている理由

いのうえこどもファミリー歯科では、緊急事態を除いて押さえつけて泣きながらの治療は致しません。

また、虫歯の治療に入るまでにしっかりと予防についてのお話の時間をいただいております。

ですので、今ある虫歯を今すぐ治してくれるだけでよい、という方にはもしかしたら向いていないかもしれません。

フッ素を塗ることだけが予防ではありません。

もっともっと切な日々ご家庭で気を付けて行うべき予防について、また仕上げ磨きの方法などしっかり理解して実行いただかなければ、いくら治療してもすぐまた虫歯ができてしまいます。

歯医者は治療すればするほど儲かるシステムになっていますので、多くの歯科医院では本当に大切な虫歯予防をフッ素のひとことで片づけてすぐ治療をスタートするのです。

いのうえこどもファミリー歯科で押さえつけて無理やりの治療を推奨していないのには理由があります。

泣いて唾液がたくさん出る状態で治療しても良い治療結果が得られにくい、ということと

本当に大切なのは『大人の歯に虫歯をつくらないこと』であると考えているからです。

3歳以上のお子さんが押さえつけられて泣きながら歯医者で治療をするというのはトラウマを形成することと一緒です。

これでは大人の歯の生え変わりの、いちばん虫歯予防を頑張っていただかなければならない時期に歯医者から足が遠ざかってしまいます。

それを避けるうえでも押さえつけての治療は推奨しておりません。

おこさんにとって最も大切なことは、虫歯の治療ができたことではなく

虫歯が一本もない、という幸せを与えてあげることではないでしょうか。

虫歯になりやすい生えてから3年間を虫歯なしでクリアしていただければ、その後大人になってから虫歯で困るリスクを格段に減らすことができます。

つまり、将来歯医者にかけるお金も時間も少なくてすむということです。

奈良市・生駒市では医療助成金制度もありますので、是非活用して虫歯なしの幸せを与えてあげてください  IMG_1135