若年性Ⅱ型糖尿病は他人事ではないですよ!

こんにちは!

先週の日曜日に、若年性Ⅱ型糖尿病についてのお話を聞きに行ってまいりました。

お話くださったのは、さくら診療所の宮城恭子先生。

若々しく、お美しくて、お話も面白くとてもためになりました。

2012-2013年に糖尿病受診者について日本で初めて調査を行ったそうです。

調査からわかったことは、

①若いころ(20代)から顕著な肥満

②若くして合併症が進行している

③収入・学歴が低い

④定期的に受診していないとリスク増大    などなど。

生活習慣病である糖尿病は、命にかかわってくる病気であるものの自覚症状に乏しいので放置されがちです。家族に糖尿病の人がいる人ほど、その食生活を引き継いでコントロールが難しいとのことでした。

糖尿病にり患していてコントロールができていない方は、食べてないといいつつ実はだらだらのみ食べしている・のどが渇くので水分補給にスポーツドリンクを摂っていた・絶対に機械で測定できない数値を書いた表を持ってきたり・・・先生方が診察していて困ってしまうことも多いようです。

糖尿病の方は、そうでない方と比べて歯周病や虫歯が進行します。

そして歯周病が進行すること糖尿病も悪化していくこともわかっています。

糖尿病にならないためには、血糖値が急激に上がる事を防ぐことが大切です。

朝ごはんの欠食・どか食い、食事とおやつを混同、していませんか?

砂糖や油たっぷりの安価なスナック菓子やお菓子類をおやつにしていると肥満だけでなく将来の糖尿病リスクを上げることになります。

以前に油と砂糖は依存性が高いというお話をしましたが、子供の頃から食べていればその依存度は増すばかり。

『食べるものが多すぎるのがいけませんよね』と、宮城先生はおっしゃいます。

食べるものがたくさんあるので、簡単で・安くて・満腹になるものを選びがちです。

ご自身の健康のため、20年先を見越して食事にも気を付けたいものですね。

生駒山ハイキング

すっかり夏の陽気・・暑さと紫外線に弱いいのうえです。

さて、私事ですが休日に生駒山までハイキングに行ってきました。

趣味が登山、というわけではないのですが一昨年に屋久島の縄文杉トレッキングしてから、あの感動が忘れられずたまに山に行きたくなります。

夫婦共通でできるのも魅力の一つですね。

(私はびっくりするくらい運動音痴なので主人と一緒にできるスポーツがないのです。うまい下手に限らずこどもの頃にスポーツしていい姿勢になっていればもっときれいな歯並びになったのかな、と思います。。あ!また姿勢と歯並びについて改めてお話しします)

辻子谷ルートにて山頂へ、帰りは宝山寺寄っての生駒駅へのルートでした。

興法寺・石切神社の美しい緑に癒されました。

IMG_2252

帰りは宝山寺を通ってきました。

IMG_2259

美しいですね。

またルートを変えてチャレンジしたいと思います。

薬で歯茎が増殖?!

先日小児科の先生より、

『脳性麻痺のこどもは歯茎がはれぼったい子が多いんですよねー歯が埋もれている感じで。これってどうしてですか?』と質問がありました。

口腔内の環境が悪くて歯肉が腫れているのを除いて、歯茎がはれぼったい・歯肉増殖を招く薬として有名なものが3つあります。

①高血圧の薬:カルシウム拮抗薬(ニフェジピン)

②抗てんかん薬(フェニトイン)

③免疫抑制剤(シクロスポリン)

脳性麻痺の場合40%の割合でてんかんを発症することが多いようですので、こういった薬剤の影響が考えられますね。

現状では薬の作用はよく知られていますが、副作用については知られていないことも多いようです。

後々になって新たに見つかった副作用・・なんてこともあります。

新薬はたくさん研究されて日々増えています。

薬剤師のお友達が以前の部門で治験担当をしていたというので話を聞いてみると、副作用として発表されるものはあくまで治験の期間のうちでおこるものであって、長期投与については不明なことも多いようです。(※あくまで一部の意見です。治験すべてが当てはまるというわけではありません)

また、薬の副作用としておこることといえば、口腔乾燥症などもあります。

高齢者の中には多剤服用なさっているケースも多く、その影響で夜眠れない・ゆっくり休めない→入眠剤を服用していることも多いのではないでしょうか。

高齢者では薬を体で分解する(代謝)機能が落ちていることもあり、完全に薬が代謝されないうちにまた薬を服用して、という日常を過ごしている可能性もあります。

代謝ができていないと薬が効きすぎてしまい、ふらつき・転倒、転倒による打撲や骨折などと二次的にけがなどを起こしてしまうこともあります。

ふらつきがあるようなら主治医に相談して薬の変更や量の調整をお願いしてくださいね。

話はそれましたが、口腔乾燥がおこると歯周病菌や虫歯菌が増えます。

お口のなかの菌の数が増えると、誤嚥性肺炎といって食事などでむせるときに唾液と一緒に菌も肺の中へ落ちてしまい、それが原因で肺炎を引き起こす可能性もあります。

口腔内の環境が、痴呆などに影響があることもわかってきています。

お口の中のケアは後回しになりがちですが、しっかりケアしていきたいものですね。

 

苺狩り

こんにちは♪

管理栄養士・フードスペシャリストの松島です。

 

先日、苺狩りに行ってきました(^^)/

クリスマス頃から、様々な苺が見られますが、すべてハウスもの。

露地ものの旬は、5月頃なので、今が最盛期です。

 

「1日10粒食べると必要量のビタミンCが摂れる」

といわれるほど、ビタミンCが豊富。

他には、アントシアニンと呼ばれるポリフェノールは、疲れ目改善。

カルシウム、マグネシウムは骨を強くする。

虫歯菌を減らしてくれるキシリトールも含まれています。

 

苺を洗う時は、へたごと洗ってから召し上がってください。

先に取ってしまうとビタミンCが流れてしまいますので注意です。

とがっている先が一番甘いので、へたの方から食べる方が、甘みがよりよく感じられますよ(>_<)

妊娠と歯周病についてお話しさせていただきました

まだ5月だというのにすっかり夏の天気!

この時期一番紫外線が多いので紫外線対策してお出かけくださいね。

さて、今日は助産師さんとお話しする機会をいただき、妊娠と歯周病・生まれた赤ちゃんへの虫歯菌感染予防などについてお話ししてまいりました。

参加いただきました皆様、お忙しい中、貴重なお時間いただきましてありがとうございました。

助産師さん。。残念ながら私はまだお世話になったことがないのですが、妊娠してから出産・赤ちゃんのケアまでサポートしてくださる、とっても素晴らしい職業ですね。

そんな素敵な助産師さんが口腔ケアについてもアドバイスできれば鬼に金棒!

明日からのお仕事に役立てていただけたら、何よりうれしいことです。

昨今口腔ケアが大切と言われていますが、お医者さんから歯科のこと知りたい! と発信していただけるのは本当にありがたいことです。

祖父母の家へ

こんにちは♪

管理栄養士・フードスペシャリストの松島です(^^♪

 

ゴールデンウィークは、皆様お出かけされましたでしょうか?

暴風が吹き荒れた日もありましたが、快晴に恵まれました☆

 

私は、一年ぶりに愛知県の祖父母の家へ帰っていました。

設楽町(したらちょう)というところです。

相変わらず、よく食べる、よく笑う、よく動く。

元気そうでホッとしました(^o^)丿

 

山と川に囲まれたとっても空気のきれいな場所です。

小さいころから行っている「三河路」という食事処では、「鮎」が名物になっています。

夏には鮎料理、冬には猪鍋が楽しめます。(田舎ならではです)

 

川床になっており、景色を見ながら、風を感じながら、

鮎の刺身、塩焼き鮎、鮎フライに…と鮎づくしの料理が堪能できます♪

特に、鮎の刺身が絶品!コリコリした食感が美味しい(*^^)v

 

鮎の旬は、6~9月。魚類の中でも、ビタミンAやビタミンEの含有量がダントツでトップ!

油を一緒に使うことで、吸収率がアップします。

紫外線が強くなる季節、肌の老化を食い止める為に必要な栄養素なのです。

骨ごと食べることもできるので、歯や骨を丈夫にするカルシウムもしっかり摂れますね☆