虫歯は日々予防行動をしないと防げないのです

『定期的に歯医者に行ってるのに虫歯ができた』

『定期的に歯科受診しているのに詰め物が取れた、詰め物の中で虫歯ができてた』

一定の割合でこうお話しくださる患者様と出会います。

そして、虫歯予防についてのお話しはその歯医者さんでありましたか?詰め物の寿命の話はご存知ですか?とこちらから質問をすると、

『しらなかった!』『もっと早く聞きたかった!』といった反応や

『おやつと砂糖の話でしょ、聞きました』『仕上げ磨き?毎晩やってます』『ええ、詰め物のこと知っています』という反応など様々です。

いのうえこどもファミリー歯科で大切にしているのは、この『知らなかった』をなくすことです。

抜歯のリスクは話している先生は多くても、逆に抜歯しないことのリスクについてお話ししている先生はとても少ないですし、治療した後の詰め物の寿命についてお話しする先生も増えてきているとはいえまだ少ないように感じます。

話は戻ります。さて、これらのお話を知っている方がいるにもかかわらずどうして虫歯はできてしまうのでしょうか?

答えは簡単です。虫歯予防に関することを実行していない・できていないから。

おやつの回数決めてますか?ジュースだらだら飲んでませんか?

ご家庭でフッ素使っていますか?フロス使っていただいていますか?

歯医者に定期的に通って、例えば3か月に一度だとしても、それは一年間365日のうちの4日でしかありません。

その4日きちんとケアしたからといって残りの361日分サボってしまったものを帳消しにはできません。

患者様に知っていただけるようお伝えしていない、これは歯科側の問題です。

知っているけどやらない、これは患者様個人の問題です。

ダイエットや美容もそうですが、日々少しずつできる範囲でできることをこつこつする。虫歯予防の基本は全く同じことなのです。

予防歯科は、このご家庭できちんとケアできているかをチェックし、さらに良い状態を目指してケア方法をご提案し、クリーニングします。

ですから、定期的に歯医者に通っているというだけでは虫歯はできてしまうのですね。

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