土用の丑

こんにちは☆

管理栄養士・フードスペシャリストの松島です。

 

本日は「土用の丑」について。

今年は、7月24日と8月5日の2回(^o^)丿

「鰻の日」として、知られていますね☆

 

土用の丑ですが、本来は春夏秋冬の四季を通じて存在しているそう。

江戸時代に、平賀源内が鰻を食べる風習を作り、

それが当時「夏の土用の丑」だけだったことから、

今もその名残が続いているといわれています。

 

土用の丑の思い出というと…

私事ですが、当クリニックに勤務する前に、某百貨店にて販売をしていました(*^^)v

私は、部外者だったのですが…その日の鰻屋さんの壮絶たるやら(◎_◎;)

百貨店を挙げて、皆さん寝ずに仕込みや焼き、当日の行列はすごいものでした!!

実は、翌日も意外と売れるみたいです(笑)

当日買えなかった方がいるのかな?と思います(>_<)

 

これだけ、皆さんがこぞって食べるからには、鰻には栄養がたくさん♪♪

ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、DHA、EPA、カルシウム、鉄分♪♪

夏バテ防止にはもちろんですが、

冷房が効きすぎて寒いといった身体の不調にも、効果があるといわれていますよ(*^^*)

七夕の行事食

こんにちは 。

管理栄養士・フードスペシャリストの松島です。

7月7日は ☆七夕☆ ですね!

「織姫星と彦星が一年に一度会うことができる日」として、親しまれている日です(^^♪

小さいころは、短冊を書いて、笹竹につるしてお願い事をしたなぁと懐かしく、

本格的な夏を前に浮き足立っていたような気がします(*^^)v

 

そんな七夕の行事食が、実は「そうめん」なんです。

昔々、宮中での七夕行事の際「索餅」と呼ばれる食べ物が献上され、現在のそうめんの原型といわれているそうです。

病気を流行らせる鬼神を退治するため、鬼神の好物である「索餅」を献上していたそう。

季節の変わり目に「病気を退く」という意味が込められており、行事食として今も続いています。

食欲が出ない時、そうめんは喉ごしもよく、とても美味しいですね(>_<)

ですが、原料は小麦粉で、主に炭水化物。

少し難しい話になりますが…

炭水化物を身体の中で消化するには「ビタミンB1」という栄養素が必要になってきます。

効率よくエネルギーに変えてくれる、とっても大切なビタミン♪

不足すると、だるい、疲れやすいといった症状が。。

ビタミンB1が多く含まれる代表的な食べ物は「豚肉」

茹でた豚肉、ネバネバ食材おくら、消化を助ける大根おろしなどを一緒に摂ることで、

夏バテ予防も期待できますよ(^o^)丿

トランス脂肪酸のニュース

10年以上前から心臓病や動脈硬化の原因と言われてきたトランス脂肪酸を、とうとうアメリカで食品添加を全面禁止にすると発表しました。

日本での摂取量は少ないとはいえ、先進国で禁止やWHOで摂取に関して警告が出ているのを無視はできない状況になってきました。

ご存知の方もいらっしゃると思います、トランス脂肪酸。

有名どころのマーガリンを含め、コーヒーフレッシュや『ショートニング』『ファットスプレッド』『加工油脂』などと記載があるものなどです。

植物油脂と書かれているものにも含まれているケースがほとんどとのことです。

以前に院内図書として紹介させていただきました『ポテチを異常に食べる人たち』の中にもトランス脂肪酸の危険性については触れています。

いのうえこどもファミリー歯科では、このニュースを重く受け止め、

待合フリードリンクからトランス脂肪酸の入っているドリンクは完全撤去いたしました。

(ラテ類を楽しみにしてくださっていた患者様、ごめんなさい)

フレーバーティーを少しずつですが充実させていきたいと思います。

今月のおすすめは、ピーチティーです。

トウモロコシのひげ

最近ちらほらとスーパーでも販売されています、トウモロコシ。

野菜は基本的になんでも好きで、珍しい種類のものを見つけると買わずにいられない性格のいのうえです。

特にトウモロコシは『ピュアホワイト』という真っ白な種類のものが好きです。

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※FoodLink参照

我が家では夏のおやつの定番といえば蒸かしたトウモロコシかスライストマトです。

八百屋のおじさまによれば、

薄皮一枚残してラップで包んで電子レンジが一番うまい!

とのことなので、いつも教えていただいた通りにレンジで2~3分加熱しています。

さて、本日のタイトル『トウモロコシのひげ』みなさんはどうしていますか?

捨てている?もったいないですよ!!

以前に友人とイタリアンに行ったときに出てきたサラダにトウモロコシのひげが入っていてとてもおいしかったので、それ以来トウモロコシのひげはサラダやおひたしにして食べています。

(黒い部分は切って、緑のところだけを食べています)

ほんのり甘くてトウモロコシの風味がします。

ポン酢ともよく合いますよ!

ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、トウモロコシのひげは漢方でも用いられる立派な薬の一種です。

トウモロコシのひげを煎じてお茶にすれば、女性の大敵むくみにもとても効果があります。

捨てずにぜひ活用してみてくださいね!

今が旬

こんにちは IMG_1130

管理栄養士・フードスペシャリストの松島です。

蒸し暑い日が続きますが、沖縄は梅雨明けをしたそうですねIMG_1133

食欲がなくなる…という方も多いかと思いますが、この時期こそしっかりと旬の野菜を食べましょうIMG_1132

今日お話させて頂くのは、ネバネバ食材の代表「オクラ」ですa

食欲が出ない時に、刻んでサラダに入れるとつるっと喉ごしよく食べられるので、とてもオススメです。

このネバネバ成分は「ムチン」と呼ばれていて、夏の身体にとても重要な栄養がたっぷり入っています。

粘膜を強くする成分で、夏風邪や感染症を防ぐといわれているんですね( ..)φ

他にも山芋、納豆などにも含まれていますIMG_1136

組み合わせることで、ネバネバ効果がアップb

お互い消化を助ける酵素が入っていますので、弱りがちな胃のお助け食材ともいえますね☆

ぜひ、試してみてくださいね(^^)/

外食、中食

みなさんは外食は頻繁になさいますか?

気温が高くなるこの時期以降は台所で火を使っての調理、片付け、面倒になりますよね!

今は中食といって、家庭の外で作られた食品を買って帰り自宅で食べるというものも増えてきています。

ゴミは出ますが片付けも楽で便利なところと、一人暮らしのご年配の方が増えているからかもしれません。

かくいう、私の祖母も一人暮らしなのでほぼ外食と中食で済ましているようです。

では、外食や中食ではどのような食材が使われているかご存知ですか?

日本のスーパーには国産の野菜が並び、消費者はできるだけ国産のものを選んで購入しているというのに、日本の輸入野菜の割合は増える一方です。

国産玉ねぎより中国産むき玉ねぎの方が売れているんです!

というのも、外食には 原産地や添加物の表示義務がないからです。

『国産のお米を使用しています』

この張り紙に違和感を覚えた方はいらっしゃるでしょうか?

外食や中食では中国産をはじめ、輸入されたお米をつかっているのが当たり前になっているのです。

『有機無農薬野菜 中国産』

中国の90%以上の水と土壌が汚染されているというのに、有機無農薬野菜は本当に安全なのか不安になります。

無添加・有機栽培などといった言葉に惑わされずに賢い消費者でいつづけることが必要ですね。

日本の景気を良くするためにも、日本で作られたものが日本で消費される・輸入依存しすぎないように変わっていってほしいと思います。

6月4日は「虫歯予防の日」

こんにちはIMG_1130

管理栄養士・フードスペシャリストの松島です。

 

6月4日は6(む)と4(し)の語呂合わせで

「虫歯予防の日」といわれていますIMG_1135

また、4~10日までの1週間は、「歯の衛生週間」が実施されています。

 

最近では、80歳で20本自分の歯を持とうという、「8020運動」も提唱されていますIMG_1137

高齢になっても自分の歯がたくさんある方は、元気な方がとても多いですsun

当院でも、90歳代の元気な患者さんが来られています☆

やはり、ご自身の歯をしっかりケアされています。

楽しく食事を味わうことは、全身の健康状態にも良い影響を与えてくれるからなんですね(^^♪

 

噛むこと(咀嚼)は、生きることといっても過言ではないんですIMG_1134

・噛むことで分泌される唾液は、食べ物の残りかすや虫歯菌を洗いながし、口の中をきれいにし、虫歯や口臭の予防ができる。

・筋肉や舌を意識的、反射的に反応させ、脳や身体に刺激を与え、運動機能を高める。

・しっかりと噛み砕くことで、必要な栄養素を身体に消化、吸収しやすくなる。

 

お口は、食べ物が入る一番最初の消化器官です。

忙しくて、ゆっくり食べる時間がないという方も少し、「噛む」意識をしてみてくださいね。

食事を美味しく楽しむ為、そして健康維持の為に、歯を大切にしていきましょう歯ぴかぴか

 

ポテトチップスを、なぜおやつに選ばないほうがよいのか?

バーベキュー味、コンソメ味、うす塩味、チーズ味…

ポテトチップスやスナック菓子はたくさんのメーカーから多くの商品が販売されています。

期間限定!数量限定!

買わなくちゃ!!という気分にさせる魅力的な商品も多々あります。

いのうえこどもファミリー歯科ではお子さんのおやつにポテトチップスやスナック菓子をできるだけ避けていただくようお願いしています。

その理由の一つは、揚げて加工してあるものなのでビタミン類が摂取できないからです。商品の酸化防止剤(ビタミンCやE)というのは栄養素として十分なものではなく、ただの商品が酸化しないようにするというだけに添加されているものです。

おこさんにとっておやつというのは食事で足りない栄養を補う意味もあるので、質の良いおやつを選択していただくようすすめています。

2つ目は、スナック菓子というのはとても味付けが濃いからです。

小さなころから味付けの濃い塩味の強いものを食べていると、うす味ものでは物足りなくなってしまい、食塩を摂取しすぎてしまうからです。

WHOの発表する食塩摂取目標は一日5グラム以下!!

現在日本の健康増進のために10グラム以下を目指しましょうという基準の半分です。

将来高血圧や心臓疾患の原因となる食生活にならないように、避けていただくようお願いしています。

そして最後に、炭水化物を高温で調理したものに含まれる『アクリルアミド』という物質に発がん性が懸念されているからです。

(アクリルアミドというものについては厚生労働省のホームページにも記載があります)

安くてお手軽なおやつですが、あまり多用しないよう注意が必要です。

☆苺☆

こんにちは☆

フードスペシャリスト・管理栄養士 松島です。

先日、患者様より今が旬「苺」を頂きました♪♪

露地ものは5~6月の今が真っ盛りです。

むちゃくちゃいい香り~

 

ここで、苺の豆知識(゚д゚)

赤の部分が「果実」と思われがちですが…

実は「つぶつぶ」した種のような部分が本来の「果実」

赤い部分は、花托(かたく)と呼ばれる台のようなものなのです。

 

ビタミンCが豊富で、これからの季節 紫外線・夏風邪予防におすすめです(^^)/

身体の中のビタミンCは、暑さのストレスで減少してしまうんです。。。

苺10粒食べると、1日の必要ビタミンCが補給できるとも言われるほど!

水容性ビタミンなので、へたを取らずに洗って食べた方が、効率よく摂取できますよ♪♪

後は、葉酸や食物繊維もたっぷりと含まれているので、妊婦の方やお子様にもおススメですね(*^_^*)

嬉しい頂き物

こんにちはIMG_1130

管理栄養士・フードスペシャリストの松島です。

いのうえこどもファミリー歯科が開院して一か月が経ちました。

最近、当院に通って下さっている患者さんからおすそ分けを頂きます。

ジャン!!!!

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ネギ、ニラ、春菊、などの新鮮なお野菜IMG_1132

まさに採れたて!!!!IMG_1136

葉物野菜には、比較的カルシウムが多く含まれているのでオススメですIMG_1134

前回、「むし歯予防」と「歯を強くする為の栄養素」について

お話しさせて頂きましたが、

成長の過程で、カルシウム摂取を特に重要な時期があります。

それは、歯の生え変わり時期IMG_1133

乳歯の下では、大人の歯である永久歯が成長していきます。

このタイミングにしっかりと摂ることで、永久歯が強くなるといわれていますIMG_1135

IMG_1137また、成長期のお子様には、偏食を避け、バランス良く食事をさせることが大切です。

そうすることで、必要な栄養素が身体にも歯にもしっかりと作用していきます。